夜のお店で働くポイント

どうしてLINEを聞きたがるの?対処法は?
2025/3/13 修正
前回に引き続き、LINE交換に関する話題について詳しく掘り下げていきます。
お店で接客していると、お客様からLINEの交換を求められる場面が少なくありません。
しかしその理由や目的は人それぞれで、対応の仕方によってはトラブルを招くこともあります。
ここでは、お客様がLINEを交換したがる理由とそれに対する適切な対処法について解説していきます。
LINEを交換する目的は?
お客様がLINEの交換を求める主な理由は以下の3つです。
・店外でデートやプレイをしたい
・好意を寄せている/特別な存在になりたい
・直接連絡して予約を取りたい
この中でも特に多いのが、店外での交流を目的とするケースです。
「お金を払わずに個人的な関係を築きたい」と考える人もいれば「他の客とは違う特別な存在になりたい」と思っている人もいます。
また、一部の人は単純にお店を通さずにスムーズに予約をしたいと考えています。
では、それぞれのケースについて具体的に見ていきましょう。
店外でデートやプレイをしたい場合
このタイプのお客様は「風俗の仕事はあくまでお金のためにやっている」という認識が薄く、女の子の営業トークやお世辞を本気に受け取ってしまうことが多いです。
また「エッチが好きだから風俗で働いている」と思い込んでいるため、自分だけは特別扱いされるはずだと勘違いしがちです。
その結果「自分となら店外でも会ってくれる」「お店を通さなくてもエッチなことができる」と思い込み、積極的にLINE交換を求めてくるのです。
対処法
こういったお客様には、キッパリと断ることが重要です。
ただし直接的に「無理です」「嫌です」と伝えると逆上してトラブルになることもあるため、以下のようにやんわりと断る方法を取りましょう。
・「お店のデートコースってこと?」と、とぼけてしまう
・「お店を通さずに金銭のやり取りをするとクビになっちゃうんです」と、お店のルールを理由にする
・「個人的な連絡先は教えないことになってるんです、ごめんなさい」とやんわり伝える
しつこい場合は、毅然とした態度で「お店を通していただかないと対応できません」と断るのがベストです。
好意を寄せている/特別な存在になりたい場合
色恋営業をした場合や接客の中で親しくなったお客様が、このタイプに当てはまることが多いです。
このタイプの人は恋愛経験が少なかったり勘違いしやすかったりするため「LINEを交換できた=脈あり」と思い込んでしまいがちです。
さらに、交換後はプライベートな話をして距離を縮めようとし「彼氏になれたかも」と本気で思う人もいます。
対処法
このタイプの人は突き放すと「裏切られた」と感じてしまい、逆上する可能性があります。
そのため、優しくやんわりと断るのがポイントです。
・「気持ちは嬉しいけど、お仕事が楽しいからそういうのは難しいな」
・「勘違いさせちゃったならごめんなさい」と素直に謝る
・「プライベートはお仕事と分けたいんです」と線引きを伝える
こうすることで相手が過度に執着するのを防ぎつつ、円満に断ることができます。
直接連絡して予約を取りたい場合
一部のお客様はお店に連絡するのが面倒で、直接セラピストに連絡して予約を取りたいと考えています。
また「姫に直接予定を聞いて予約を取る」という優越感を味わいたい人もいます。
対処法
この場合は相手が信頼できるお客様であれば、予約専用のやり取りに限定することでトラブルを回避できます。
ただしLINEを交換した結果、雑談が増えたりプライベートな話題に発展するリスクもあるため以下の点を徹底しましょう。
・予約に関するやり取りのみに限定する
・「予約以外のやり取りはしないので、ご了承ください」と前もって伝える
・「それ以外のやり取りが続くなら退出するね」とクギを刺す
もし相手が予約目的を超えてしつこく連絡してくる場合は、ブロックすることも視野に入れましょう。
LINE交換を断る際のポイント
LINE交換を求められた際にスムーズに断るためのポイントをまとめます。
1.お店のルールを理由にする
「個人的な連絡先交換は禁止されてるんです」
2.やんわりと断る
「仕事とプライベートは分けたいんです」
3.毅然とした態度をとる
「申し訳ないですが、お店を通してください」
4.曖昧な返事をしない
「考えておきます」と言うと期待させるので、はっきり伝える
まとめ
風俗のお仕事は、お客様との距離感が重要です。
仕事に支障をきたさないためにもLINE交換は慎重に判断し、適切な対処法を身につけることが大切です。
・LINEを交換する場合は、予約目的に限定する
・トラブルを避けるために、お店のルールを盾にするのが有効
・しつこい場合は毅然とした態度で対応する
もしLINE交換が負担になるなら、お客様とのLINE交換を禁止しているお店を選ぶのも一つの方法です。
自分に合った環境を選び、快適に働けるよう工夫していきましょう。