夜のお店で働くポイント
パネルや写メ日記の写真を保存されたときは…?
お客さんが風俗で遊ぶ女の子を選ぶとき、決め手となりやすいのが女の子の容姿です。
そのため、女の子はパネルや写メ日記、広報用SNSの写真にこだわっていることも多いですよね。
ただ、お客さんの中にはその写真を保存していることも…。
今回は対策や対応についてお話をしていきます!
そもそも保存はOK?
写真は著作者の著作物として著作権法によって保護されています。
しかし、パネルや写メ日記、広報用のSNSに写真をあげたものを私的利用のために保存をすることは法律上問題ありません。
そのため、「私的利用」の範囲であれば著作者が「保存禁止」と伝えたとしても法的な効力はないのが現状です。
もちろん「私的利用」の範囲は限られており、個人的なやりとりの中で送付するということでもアウトとなります。
また、違法アップロードされている動画やコピープロテクション(技術的保護手段)が施されたものを保存することは認められていません。
私的利用って…?
ダウンロードしたままデータを自分のスマホやPCへ置いておくというのは問題ありません。
また、スマホやPCの壁紙にして個人的に利用するのも問題ないです。
その際に色味等を加工するのも問題なしとされています。
ただ、アップロードをした時点でアウトです。
というのも、著作物を不特定多数の人が閲覧できる「公衆送信権」を侵害していることとなるからです。
例えば、LINEやTwitterといったSNSのアイコンや投稿はそのサイトへ一度アップロードすることとなるので違法になるということです。
それだけでなく「肖像権侵害」や「パブリシティ権侵害」となる可能性も大いにあるため完全にアウトです。
画像を保存したことを伝えられたら…?
SNSで画像をアップした投稿のリプライに「可愛いから保存した」と書き込まれたり、接客中に待ち受けにしているのを見てしまった…なんてことはありませんか?
女の子からしてみれば、身バレに繋がりかねないだけでなく心理的に第三者へ自分の写真を持たれている状況は不快ですよね。
私的利用の範囲であれば法的に対処することは難しいですが、やんわりと「身バレのリスクも増えるとやめなくちゃいけないことにもなるから、写真は保存せず見るだけにしておいてほしい」とお願いをするのも一つの手です。
また、写メ日記やSNSの文章内にも明記することで保存をしないでもらうよう周知しましょう。
とはいえ法的効力はないのであくまでお願いとなります。
中には「ネットに載せているのは自分なんだから保存されても仕方ないでしょ」というお客さんもいるので、心配であれば保存されても問題ない写真だけをアップするのがいいでしょう。
転載されていたら…?
私的利用の範囲であれば注意をする程度しかできませんが、無断で転載されている場合には違法行為にあたります。
他の店舗の女の子として使用されているといった場合にはポータルサイトや公式サイトのお問合せにて転載されており削除してほしい旨を連絡しましょう。
取り合ってもらえない場合にはお店へ説明をしてお店から連絡をしてもらう方が効果的です。
SNSでアイコンやヘッダー、サムネイルとして使用されているものであればリプライ等で削除依頼を出すのがおすすめです。
対応をしてもらえない場合にはフォロワーさんへ通報の協力要請をするのも一つの手ですよ。
転載については違法行為なので、どうしても対処してもらえない場合には弁護士へ相談して依頼をするのも一つの手です。
まとめ
今回は、サイトやSNSにアップされている写真を保存することについてお話をしました。
不特定多数が見る場所へアップすることは、一定の危険が伴います。
多くの人からの反応をもらえる一方で、リスクも背負う必要があることはきちんと理解しておきましょう。