夜のお店で働くポイント
きちんと知っておきたい!性病の症状と予防法
2022/11/14 修正
風俗で働くからには、避けて通れないのが「性病」です。
もちろん、感染しないように気を付けることは大前提。
ですが、残念ながらどれだけ気を付けていても100%避けるというのはとても難しい話です。
もし性病の症状について知っておき早期に気付くことが出来れば被害を増やすこともなく完治もしやすくなります。
そこで今回は、風俗で働く女の子が気をつけておきたい性病やその症状、感染ルートについて解説しますね。
【気をつけておきたい性病その1 ~クラミジア~】
日本における症例も多く最も有名な性病がこのクラミジア。
クラミジアに感染した際の症状は以下の通り。
・頻尿
・排尿時の痛み
・下腹部の痛み
・おりものの変色(黄色っぽくなる)
・尿道の不快感(かゆみなど)
・不正出血(月経以外の出血)
・のどの違和感(腫れなど)
発症が遅いため感染しても無自覚なことが多い性病です。
また20代の感染者が多いことも特徴。
感染ルートとしては、キスやフェラチオによる経口感染と性器同士の接触が挙げられます。
【気をつけておきたい性病その2 ~ヘルペス~】
クラミジアの次に女性の感染者が多い性病がヘルペス。
ヘルペスに感染した際の症状は以下の通り。
・口の周りに赤く腫れた水ぶくれができる(口唇ヘルペス)
・性器やお尻の周りに赤く腫れた水ぶくれができる(性器ヘルペス)
感染力が非常に高く全身あらゆるところに感染するのが特徴で、感染者年齢は20~30代前半が多いようです。
感染ルートは、キスやフェラチオ、性器同士の接触のほかに、感染力の高さからバスルームの浴槽やトイレの便座といった場所から感染することも。
また、ストレスや疲労の蓄積による免疫力の低下から引き起こされることもあります。
ヘルペスは「赤く腫れた水ぶくれ」が主な症状で、ズキズキ痛んだりムズムズとした痒みがあります。
症状が悪化すると、皮膚がただれたり発熱を伴ったりすることも。
【気をつけておきたい性病その3 ~淋病~】
淋病は、症状や発症の気づきにくさがクラミジアとよく似ている性病です。
淋病に感染した際の症状は以下の通り。
・排尿時の痛み
・下腹部の痛み
・おりものの変色(黄色っぽくなる)
・尿道の不快感(かゆみなど)
・のどの違和感(腫れなど)
女性より男性の方が感染者が多い傾向にありますが、クラミジアとの合併症となることもあるため油断はできません。
感染力が高く、キスやフェラチオ、性器同士の接触はもちろん、衣服やタオルから感染することもあります。
クラミジアと同様に、人によっては症状に気づきにくい性病の一つです。
【気をつけておきたい性病その4 ~梅毒~】
近年急速に日本国内で感染者数が増えている梅毒。
梅毒に感染した場合、以下の症状がでます。
・性器や股の付け根のリンパ節が赤く腫れる
・口の周りにしこりができる
・関節の痛みや熱っぽさ
・全身に赤いブツブツができる
以前は「不治の病」とも言われていた梅毒ですが、現在ではきちんと治療を行なえば問題ありません。
感染ルートがキスやフェラチオ、性器同士の接触といった粘膜や皮膚なのは他の性病と同じ。
感染すると口や性器などに留まらず、症状が全身に広がっていくのがこの梅毒の大きな特徴です。
梅毒の恐ろしい部分は、時間を置くと症状が一時的になくなってしまうことです。
そのため、違和感を感じても治ったと思い込み梅毒に罹患したことに気づかず深刻化してしまったり広めてしまったりすることが起こり得ます。
最悪死に至る性病なので違和感を感じた場合は様子を見ず、早急に病院へ行きましょう。
【性病感染を予防するには】
性病感染を予防するには、自分とお客様の身体を清潔にすることが重要です。
性器~肛門周辺や口の中、そして手の爪など、デリケートな部分と触れ合う箇所は特に念入りに。
プレイ前、そしてプレイ後もお互いの身体をよく洗う事を心がけましょう。
洗体については別の記事で詳しく説明してあるので、参考にしてみてください。
★【夜のお店で働くポイント】身につけておきたい基本テクニック ~洗体編~
また、生理中は免疫力が低下しているケースが多く、病気に対する抵抗力が弱まっています。
生理のときは出勤しない人がほとんどだと思いますが、性病感染を予防するためにも出勤は控えるようにしましょう。
【まとめ】
不特定多数のお客様と接触する風俗のお仕事は、常に性病感染のリスクと隣り合わせ。
だからこそ、日頃から清潔さを保つことに気を配り、同時に自分の身体の変化にも注意することが大切です。
今回ご紹介した性病の症状に少しでも当てはまるかな?と思った時は、なるべく早く産婦人科などの医療機関で診てもらうように。
自分自身が病気を持つことももちろんですが、自分が媒介となってお客様へうつすことがないように気を配ることも大切です。