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正直嬉しくない…!?差入れはどうしてる…?
2025/5/19 修正
風俗の仕事をしていると、ありがたいことにお客さまから差し入れやプレゼントをいただく機会がとても多いです。
もちろんどれも「喜ばせたい」「お礼の気持ちを伝えたい」という善意からの行動なのですが、正直なところその好意が必ずしも嬉しいものとは限りません。
むしろ困ってしまったり対応に気を使ったりするケースも少なくなく、現場では小さな悩みのタネになっていることも…。
今回は実際に多いプレゼントの種類別にそれぞれどんな対応が考えられるか、具体的な対処法や注意点を交えながら詳しくご紹介していきます。
プレゼント① 飲み物・食べ物
差し入れとしてもっともポピュラーなのが、やはり飲み物やお菓子・軽食などの飲食物です。
「一緒に食べよう」とプレイ前に持参されることもありますし、手作りのスイーツや地元の名産品などこだわって選んでくれるお客さまもいます。
ですが、飲食物は体調や時間の都合に左右されやすいためその場で食べるのが難しいこともよくあります。
とくに手作りのものや開封済みのものは衛生面のリスクもあるため、申し訳ない気持ちはあっても断るのが無難です。
たとえば「今はお腹いっぱいだから後でいただくね」と笑顔で伝えた上で、そっとお店のスタッフに預けるという方法も。
お店のルールとして飲食物の受け取りを禁止している場合には「申し訳ないけれど、うちの店では差し入れがNGになってるんです」と理由を伝えて断るのがベストです。
ただし、対応に一貫性がないと「人によってOKなの?」と誤解を招くこともあるため日頃からルールを明確にしておくことも大切です。
「体調がよくなくて今は控えてるんだ」と理由をつけて、きっぱり断る勇気も大切です。
プレゼント② 洋服・バッグ・アクセサリー
高価なプレゼントとして、ブランド品のバッグや洋服・アクセサリーを渡されることもあります。
断るには勇気がいる金額のものもあり気持ちとしてはありがたいのですが、正直なところ「荷物になる」「使いにくい」と思ってしまうことも少なくありません。
とはいえ、そうしたものを断ることで場の空気が悪くなるのも避けたいところ。
受け取った場合はその場では笑顔でお礼を伝え、もし身につけるのが難しければ自分なりの方法で処理することも一つの手です。
服やアクセサリーであれば、その場だけ身につけて写真を撮っておく→あとで処分という対応をする人もいます。
また、ブランド品であればリサイクルショップで売却するという選択肢もあります。
もしお客さまから「以前あげたやつ使ってる?」と聞かれた場合は、「もったいなくて家で大事に飾ってるよ」と伝えれば角を立てずにやり過ごせます。
無理に使う必要はないので、お客さまの気持ちだけを大事にするというスタンスで対応しましょう。
プレゼント③ 下着・玩具
やや対応が難しいのが、プレイ用として渡される下着やアダルトグッズ・コスプレ衣装などのプレゼントです。
実用的ではあるのですが家に持ち帰るには抵抗がある人も多く、衛生面や保管場所の問題も考慮する必要があります。
もしお店で使えそうなものであれば「お店に置いておくね」と伝えて、そのまま店舗に寄付するという対応が無難です。
とくにコスプレ衣装は歓迎されやすいことが多いため、スタッフに相談してみると良いでしょう。
一方で、衛生面やサービス内容の観点からお店側が持ち込みNGとしている場合もあります。
その際は「うちのお店は衛生管理の関係で持ち込みが禁止なんです」と説明し、丁重にお断りしましょう。
無理に受け取らず「ありがとう、でも家に持って帰れないからごめんね」と伝えることも立派な対応です。
プレゼント④ 花束・ぬいぐるみ
見た目には華やかで一見ロマンチックな印象を与える「花束」や「ぬいぐるみ」ですが、実際には扱いに困るケースが少なくありません。
花束は大きくてかさばる上に時間が経つと枯れてしまうため、持ち帰るのが難しいという声が多いです。
対応方法としては写真を撮ってから処分する、もしくはお店に飾ってもらうのが現実的。
「ありがとう、写真撮って記念に残しておくね」と一言添えるだけで相手の気持ちにも寄り添えます。
ぬいぐるみに関しては、防犯の観点から注意が必要です。
まれに盗聴器やGPSが仕込まれているというトラブルも報告されているため、持ち帰らずお店に預けるか最初から断るのが安心です。
「寮住まいで荷物が増やせなくて…」や「家が狭いから置けないんだ…」というような理由を添えると、柔らかく断りやすくなります。
どうしても断れないときは、お店に一時的に置かせてもらうという選択肢もアリです。
まとめ
今回は、風俗業界でよくある「差し入れ」や「プレゼント」への対応について種類ごとに解説しました。
基本的にどの差し入れも、お客さまの「喜んでほしい」「感謝の気持ちを伝えたい」という思いから来ているものです。
だからこそ、あまりにも冷たく断ってしまうのは気が引けてしまう…という気持ちもよくわかります。
でも、プレゼントを受け取るかどうかはあなたの自由で無理に応える必要はありません。
「物はいらないけど気持ちはすごく嬉しいよ」としっかり伝えることで、関係を壊さずに距離感を保つことができます。
もし判断に困ったり対応が難しいと感じたら、お店のスタッフや先輩に相談してみるのも安心できる方法のひとつです。
プレゼントを一律でお断りするルールを自分の中で設けてしまうのも、ひとつの有効な対策。
ストレスなく気持ちよくお仕事を続けるためにも、自分に合ったスタンスを見つけることが何より大切です。