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ガチ恋営業は危険!?体験談からみる注意点
2023/3/28 修正
前回は「仕事でお客様と疑似恋愛をしている」ことを上手く伝えられず、トラブルにまで発展してしまった体験談をお話ししました。
今回は前回とは異なる『ガチ恋』に関する体験談をご紹介します。
パターン③:ガチ恋営業が痛手に…!
ユメさんは、お客様と「恋人といるような時間」と思ってもらえるような接客にすることを意識していました。
コンセプトとして掲げていることを明言していたので、多くのお客様は限られたひと時の恋人として遊んでくれていましたが中には本気にしてしまうお客様も…。
ユメさん自身も一部のお客様は勘違いしているなと気付いていますが、むしろそれを逆手に取ります。
しかし、ある日とんでもないことが…。
何十回も予約をしてくれて慣れ親しんだCさんは、プレイもそこそこにお話やお風呂だけで終わることも少なくありませんでした。
なので、Cさんにとっては手もかからず定期的に遊んでくれる慣れ親しんだ良客のひとりです。
今回もいつものようにデートコースで予約していたCさん。
今日はどこにいくんだろう?と考えながらCさんの元にいくとそこへはCさんのご両親が…。
恐れていたことに、Cさんはあろうことかユメさんのことを結婚相手として両親へ紹介。
いやいやいや…となるもののその場では言い出せず、和やかなムードの元食事をして解散しましたが、帰宅後即店長へ連絡しました。
店長からCさんへ他人を交えたコース利用自体規約違反であることをメインとしながら、営業スタイルの一つであることや今後は受付できないことをお伝えしてもらいました。
また、ユメさんはプロフィールにはっきりと「数時間だけの恋人はいかがですか?」と明記し、勘違いしている人とは一線をひいてあくまでプレイだということを伝えるようにしているそうです。
ガチ恋客のメリットってあるの?
もちろんあります!
ガチ恋をしているお客様は他のお客様の接客をしてほしくないからとコンスタントに通いお金を落としてくれる人が多いのです。
また、他の女の子と遊ぶことがグンと減るので性病リスクが減ったり長時間の枠を取る傾向にあるため複数人相手するよりも身体の負担が軽かったりします。
中でもオタク気質の人はガチ恋になりやすい傾向にあり、好きなものに一直線となりやすいので太いリピーターとなりやすいのです。
アイドルやアニメにハマっているオタクの人を想像してみるとわかりやすいですね。
ほとんどの時間とお金をかけている印象がありませんか?
その相手が自分になると考えてもらえれば、割とアリかもしれないと思いますよね。
ガチ恋客のデメリットは?
一番は、危険と隣り合わせということです。
好きだからこそ知りたい!という想いは人一倍。
そのため、いろいろな情報を知られている可能性があります。
独占欲や他のお客様との差別化をアピールするために、SNSや掲示板で個人情報やこんなことをしてもらったということを載せることも…。
事実と嘘が入り混じることもありますが、確実に営業妨害に繋がります。
また、今回のようにストーカー被害につながることも大いにあります。
お店を異動せざるを得ない状況になったり警察沙汰になったりとリスクが大きくなりやすい傾向にあるのです。
まとめ
風俗では身体接触を行うため、他のお仕事よりもうんと心理的に近く感じやすい業種です。
初めは割り切っていても徐々に盲目になりガチ恋となってしまうことも。
それだけであれば問題ありませんが、そこから暴走していくことが無いようしっかり手綱を握っておきましょう。
こちらである程度コントロールが出来ていれば、こういったトラブルになることは防げますよ。