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遅漏ってどういうこと?
遅漏って?
遅漏は男性における性機能障害の一つで、日本では6.6人に1人が遅漏だと言われています。
早漏よりも割合としては約半数と少ないですが、全体をみると決して少ない人数ではありません。
遅漏の明確な基準や定義はありませんが、下記の場合は遅漏と判断されることが多いです。
*性行為で射精が本人の意図より遅い状態
*本人もしくはパートナーが射精までの時間が長いことに悩み苦痛と感じ性行為が負担に感じる
女性が希望する平均挿入時間が10~15分なので、それよりも長い時間であれば遅漏とすることが多いです。
遅漏の要因は?
*鈍麻性遅漏
誤った方法で自慰行為を行うと、それ以外の方法や刺激で射精しづらくなります。
遅漏の場合は下記のような自慰を行っていないか確認しましょう。
・脚を伸ばした状態やピンと力を入れた状態で自慰を行う
・強く握って自慰を行う
・早く動かして自慰を行う
・手を使わず床やモノに擦り付けて自慰を行う
・振動刺激で自慰を行う
このような方法で行っている場合は誤った方法の自慰を控え、正しい方法で自慰を行うようにすることが改善に繋がります。
*衰弱性遅漏
加齢によって身体機能が低下することで起きる遅漏です。
40代以降の男性に見られ、放っておくと勃起不全(ED)に発展することもあるため注意が必要です。
生活習慣の見直しや薬・漢方の服薬で改善に繋がります。
*心因性遅漏
心理的なストレスやプレッシャーにより自律神経系に悪影響を及ぼし起きる遅漏です。
心因性の場合は最悪勃起不全(ED)になる可能性もあるので要注意です。
ストレス軽減によって改善の見込みはありますが、必要な場合はカウンセリングを受けることを推奨しています。
*アルコール摂取による遅漏
アルコールは脳や皮膚感覚といった機能を低下させるため、過度なアルコール摂取が遅漏を引き起こす可能性があります。
適量であれば性欲の増加や勃起を促す効果もありますが、過剰摂取の場合は刺激に鈍感になってしまい性行為の快感が得にくくなることで遅漏となることも。
遅漏による弊害
間違った自慰を行っている場合は射精が出来ないということも大いにあります。
鈍麻性遅漏のためのオナホ等もあるので、そういったものを利用し正しい自慰を行うように誘導していきましょう。
間違っても自慰に沿ったプレイを行わないようにしてくださいね。
また、心因性のものもあるので遅漏であることを悪いものとせず、時間いっぱいしっかりと対応をしていきましょう。